“編集者不在”のメディア・プラットフォームの行方

短期的には“質”を担保する機能、
長期的には育成機能の不全がデメリット

編集者不在にはデメリットもあります。短期的な問題は記事や制作物の“質”を担保する機能がないこと。例えば、ワイドショーに取り上げられる芸能ニュースなど、公共の利益という観点からは価値が低いコンテンツでも、注目を集め、経済的なリターンにつながります。この点は、ネットニュース編集者である中川淳一郎氏が、『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)で指摘する通りです。

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