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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

グルメエンターテイナーとしての心得は「権威にはなりたくない。等身大のデブでいたい」(ゲスト:フォーリンデブはっしーさん)【後編】

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牛だけじゃない!今、注目しているのは「放牧豚」

はっしー:牛肉以外もありますよね。

澤本:豚は注目しているから行ったんですか? 豚は来るんじゃないかと。

はっしー:そうです。豚は来ると思います。豚も新しいのを見つけまして、「放牧豚」というのがあるんですよ。

澤本:野豚ってこと?

はっしー:そうです。豚は病原菌に弱いので、外に出していたら病気になって死んじゃうと、小屋に入れて育てるのが主流なんです。でも、ちゃんと野山を駆け廻らせて、生き残った精鋭たちを育てようみたいな。長野県の安曇野で安曇野放牧豚というところを見つけたんですよ。都内で唯一食べられるところがあると聞いて、早速行ったわけですね。それが赤坂にある「豚バコ」というお店です。

一同:

澤本:え、「豚バコ」行きたい(笑)。

はっしー:本当に食べたら驚いたんですよ。まずもって、肉肉しくて、さらに瑞々しいんです。肉汁をしっかり閉じ込めていて。そして、適度に脂が乗ってるんですけど、全くくどさがないんですよね。健康優良児な豚。僕の目指すところですね。

澤本:これさ、放送される前に行こう。

中村:そうですね。放送日の前に「豚バコ」行きましょう。

はっしー:またネーミングもいいですよね。箱で育っていない野豚なわけですよ。これってある意味、現代へのアンチテーゼみたいな感じで。

中村:そうですね。永遠のベータ版みたいな感じですね。

はっしー:会社という箱に閉じこもってないで、外に飛び出して、元気になっていこうみたいな。

権八:食の流れみたいなものが勉強になるね、本当に。

澤本:面白い。授業をしたいぐらいだね。はっしー、なんか授業したら。「食の授業」ってテレビでできないのかな。

はっしー:そうですね、やりたいですね。

中村:何なんでしょうね。普通に料理学校で食の文化の勉強をしても、あまりおいしく聞こえなさそうだけど、こう聞くと面白いし、はっしーさんは何か革命的なことができそうな気がしますよね。

澤本:だって、はっしーに教えてもらったお店に行くと、そこの店の人は肉に造詣深いもんね。「肉おじさん」とか、面白いじゃないですか。

権八:肉おじさん!?

はっしー:肉おじさんという人がいるんですよ。

澤本:詳しいの、肉に。どうやって焼くとか、その理由とか、全部説明してくれて。これが勉強になるわけですよ。そういう方々を訪ねるだけでも随分、学術的にも肉が。

はっしー:意外とちゃんと論理立ててあるんですよね。肉の焼き方や焼く方向など。

澤本:そうそう、方向言われた。筋が通ってるから、こういう風に焼くと、全部言われた。

権八:さっきも切り方の話をしていたけど、一時期、銀座に「肉の切り方」っていう名前の店あったよね。

はっしー:ありましたね。今は「ほりたん」って名前に変えてやってますけどね。

権八:美味いよね。あれ、同じ店?

はっしー:同じ店だと思います。切り方は重要なんですよ。焼肉における三大要素としては①肉質、②切り方、③焼き方。切り方は部位ごとに変わってくるんですよね。

澤本:部位。つまり、ロースだとか。

はっしー:そうです。たとえば「かねこ」さんも、僕がまた好きな市ヶ谷の「なかはら」さんなどはサーロインを薄切りの大判型でカットするんです。昔はサーロインステーキという言葉があった通り、結構、厚切りで出すお店が多かったんですけど、そうするとちょっと油が重いんですよ。

なので、大判型。本当に薄切りで大きなサイズで切るんですけど、そうすることで表面積が広くなるじゃないですか。口に入れたときに一気に肉汁が解放するんですね。ただし、薄切りなのでサッと消えていく。つまり、サーロインならではの肉汁がドバっと出た後に、すぐ消えていくという儚き余韻を楽しめるという。

権八:うるせーなあ(笑)。でも面白い。

中村:これ放送してるの、深夜1時ですからね。飯テロですよ、これは。というわけで、名残惜しいですが、そろそろお別れの時間が近づいておりますが、今後の活動をはっしーさん教えてください。

はっしー:そうですね。気楽に太ってます。グルメブログ「イエス!フォーリンデブ★」は引き続き書いていますが、LINE公式アカウントはぜひ登録していただきたいですね。駅名を送るだけで、そのエリアのオススメ店を瞬間的に自動返信します。お役立ちツールとして活用いただけるとうれしいです。

中村:ということで、メディアで引っ張りだこの飯テロ男ではなく、グルメエンターテイナーのフォーリンデブはっしーさんでした。ありがとうございました。

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構成・文 廣田喜昭