“体験”重視の消費行動が顕著な日本市場。JTBと『販促会議』は、体験型消費の代名詞、「旅行」をインセンティブとした新しい販促アイデアの募集を始める。
新たな旅行体験 プロモーションにどう生かす?!

旅行のプロモーション活用の要素としてまず挙げられるのは、旅マエに旅行者が感じる「高揚感」だ。「どこに行こうと考えるワクワク感」を活用すれば、旅ナカでの体験に「没入」しやすくなり、より相乗効果が見込まれるはずだ。
もうひとつは、旅行先で得られる体験と、商品やサービスのブランド体験をマッチさせることだ。例えば「雲海」が目玉の観光地。その光景自体はネットでも見られるが、その場で自分が写真を撮り、光景の一部になる体験は、その場でしかできない。それはカメラが持つ商品体験そのものではないか。
消費者が「目的」を達するツールとして、「旅での体験、思い出」を活用できるかという視点でプロモーションをプランニングすることが、旅行がインセンティブになるかどうかの分かれ目だ。
モニターには総額100万円分を提供 企画応募締め切りは9月30日
趣味・嗜好が多様化した日本の消費者向けに、対象者全員が喜んでもらえるキャンペーンギフト、ノベルティのアイデアはなかなか思い浮かばないもの…。
JTBでは、そうした販促担当者の悩みに応え、カード型旅行券「JTBトラベルギフト」のプロモーション、ノベルティ利用を促進している。
受け取った消費者が自分の好きな「体験」をつくれる旅行券は、業種・業態を問わず、企業の販促の場で活用が期待される。