連携した施策がマーケティングの効果を最大化させる
――楽天でサンプリングの検証を重ねる中で、成果につなげるために見えてきたことはありますか?豊永:
組織的な面で言うと、神野さん率いるEC専門チームが2015年に立ち上がり、ATL(above the line)からBTL(below the line)まで一気通貫で、楽天のデータをハブとした施策を行っていただけていることが成果を出しているポイントの一つだと思います。昨年はサンプリングした人を対象に後日、クーポンを告知するディスプレイ広告を表示することで購入を促す施策も行いました。