顧客参加型・社員参加型の効能
失敗例からは、企業の“独りよがりのブランディング”では目的が達成されないばかりか、かえって悪影響を招くことすらあることが分かった。この状況を防ぐため、現在では「顧客とともにブランドをつくる」ケースがいくつも生まれているという。「例えば、ユーザー参加型のコンテンツとしてコンテストプログラムを用いながら、顧客の言葉で語られる『商品とのエピソード』や『ストーリー』を集める方法があります。また、コアユーザーにブランドの良さを広めてもらう『アンバサダープログラム』を採用する企業も増えている。
