エスビー食品は、「S&Bシーズニング」の認知と商品理解の拡大を目的に、2016年春より、「DELISH KITCHEN」を活用したプロモーションを展開している。実施に至るまでの背景やこれまでの成果について、取り組みを担当している管理サポートグループ コミュニケーション企画室 広報ユニットの木下茂氏、磯部友美氏、エブリーで「DELISH KITCHEN」の編集長を務める菅原千遥氏に、話を聞いた。
──スパイス&ハーブを基点にカレーやコショー、わさび、しょうが、フレッシュハーブなど、今では日本の食卓に欠かせない製品の開発と普及に努めてきたエスビー食品。商品特性上、レシピ開発・発信には力を入れてきた同社だが、メディア環境の変化に対応し「DELISH KITCHEN」のスマホ料理動画の活用を始めている。
写真では伝えきれない表現を、スマホ時代に合った動画で訴求
木下:
私たちは、エスビー食品の広報業務のひとつとして、スパイスやハーブの楽しさをもっと多くの方々に知っていただき、ファンを増やしていくことをミッションに、Webを通じた情報発信を行っています。
磯部:
私は、その中のレシピ発信を担当しています。スパイスやハーブは、使い方がよく分からないという声が多くあるので、レシピの発信は欠かせない広報活動です。これまでも、自社のレシピサイト「みんなのiレシピ」などを通じ、様々な提案を行ってきました。
木下:
「DELISH KITCHEN」を知ったのは1年くらい前のこと。Webを介した、お客さまとの接点について研究する中で、急成長をしている分散型メディアに着目。中でも「DELISH KITCHEN」は、表現手法が面白く、いちユーザーとしても注目していました。