アジアの学生を対象としたパッケージデザイン・コンペ、受賞作品決定

アジア×学生×デザインによって、“アジアの未来を創る若者を育てる”国際交流事業として、国際交流基金、アスパック協会、そして日本パッケージデザイン協会が一体となって推進している事業「ASPaC」。その活動の一つが、日本を含むアジア6カ国・地域(日本、韓国、インドネシア、タイ、中国、台湾)の学生がパッケージデザインのアイデアを競う「ASPaC Awards 2016」(日本・アジア学生パッケージデザイン コンペティション)だ。

今年1月15日に最終審査会が行われ、翌16日に最終審査結果の発表と授賞式、10カ国フォーラムが開催された。

本アワードの募集テーマは、「サプライズ」。3000もの応募作の中から、6カ国・地域の代表各4作品と合計24作品に絞られ、その中から大賞を受賞したのは中国のRUFAN YANGさんのワインボトルだ。中国の伝統楽器をモチーフにしたもので、3つの穴が特徴だ。その穴の中に他の瓶をさしこむことで、醸造を進めることができる。

日本からは、後藤美沙央さん(京都嵯峨芸術大学短期大学部)「Snow Dome」、渡邊晶己さん(多摩美術大学)「otsumami」、立野光梨さん(千葉大学)「ORIGAMI BAG」、大塩迪奈さん(東京デザインプレックス研究所)「どぉ?夏(ドーナツ)」の入賞4作品がアジア決勝に選ばれた。うち、立野さんの作品が金賞に入賞した。

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