オトナ女性たちの消費特徴が明らかに!12分類で分析する現代の女性ペルソナとは

生活者の価値観が多様化し、デモグラフィックな属性でターゲティングする、従来の発想はますます通用しづらくなっている。そうしたなか、国内最大級の女性向けライフスタイルアプリメディア「LOCARI(ロカリ)」は、現代の大人女性の実態を明らかにするべく、博報堂の働く女性研究プロジェクト「博報堂キャリジョ研」と、性格診断で注目を集めるディグラム・ラボと共同で、「今、重要視する価値観」をベースに女性を分析・分類した『新オトナ女子図鑑 完全版』を完成させた。図鑑を通じて見えてきた、現代“オトナ女子”の実態とインサイト、さらに消費特徴は?

左)博報堂キャリジョ研&博報堂DYメディアパートナーズ 雑誌局 メディアプロデューサー 瀧川千智氏
中)Wondershake 広告事業部 Sales Manager 木村 沙友里氏
右)ディグラム・ラボ 代表取締役 リサーチプロデューサー 木原誠太郎氏

“オトナ女子”を価値観で分類 一般女性の姿を明らかに

木村 沙友里(きむら さゆり)
国内最大級オトナ女子向けライフスタイルメディア「LOCARI」セールスマネージャー。 1986年生まれ。2010年博報堂入社後、6年間大手クライアント担当営業を経験し、ITベンチャー「エウレカ」へ移籍。若年層向けコミュニケーションサービス「Couples」の事業オーナー兼セールスマネージャーを務め、2016年より現職。ユーザーインサイトを核にした商品開発・企画立案を得意とする。

木村:

現代の“オトナ女子”は、たくさんの顔を持っています。働いていたり、母であったり、妻であったり、趣味を大切にしていたり、いつまでも可愛くいたかったり。このような、いろいろな価値観を持つ女性を「F1層(20歳~ 34歳・女性)」など、年齢や属性で一括りに捉えることはできない、と考えていました。

さらに、企業のマーケティング活動においても、そのような表層的なターゲット分類では、本質的なターゲティングは難しく、多額の費用を掛けても望む結果に繋がらないという懸念を持っていました。

そこで、より多様化したライフスタイルを持つ現代女性を捉えるために、「今、最も重要視している価値観」をもとに全12パターンに分類した『新オトナ女子図鑑 完全版』を制作しました。「LOCARI」はアプリ月間130万ユーザー・3億PVを超える、25歳~ 39歳を中心に支持されているアプリメディアです。

“オトナ女子”に向き合ってきたからこそ、女性を取り巻く変化をきちんと捉えることができ、企業に役立つ情報が提供できると考えたのです。

瀧川:

私たち「博報堂キャリジョ研」でも、働く女性についてタイプ分析をしたり、トレンドを分析したりしています。今回は、そうした情報や知見を提供させてもらいました。私たちもクライアントのターゲットを分析するなかで、タイプに当てはまらない人が出てきたり、同じ雑誌メディアの読者の中にも違うタイプの人がいたりという、課題を感じていたのです。

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