ECでの売上増の背景にある、社内への啓蒙活動と情報収集
Webサイトは、顧客とブランドとの重要な接点であると同時に、商品を販売する場でもある。オンラインショップのリニューアル前後で、売上は倍に伸びているという。
だが実は、春華堂の主力商品である「うなぎパイ」は、オンラインショップで販売していない。職人が手づくりしている繊細なものなので、輸送時に割れてしまう可能性が高いからだ。主力商品なしでも、伸びが見られるのは「広報活動や催事といった他部署との連携や、店舗スタッフによるこまめなSNS更新があってこそ」だと池田氏は力を込める。

