食用油・調味料を展開している日清オイリオは、2月に発売した新商品のプロモーションで「DELISH KITCHEN」を活用。20~30代女性の店頭誘引に成功した。その狙いから効果まで、同社 宣伝・広告グループ チーフの海鋒嗣美氏と商品戦略部 家庭用グループ チーフの髙本奈緒氏、「DELISH KITCHEN」シニアブランド コンテンツディレクターの三ツ中菜津美氏に聞いた。
忙しい女性がターゲット レシピ動画で認知度が5倍に
海鋒:
今回の新商品「日清オリーブ香る スムージードレッシング」は、ドレッシングとしても、もちろん使えるのですが、ソースとしても使えるので、いろいろな料理の味を調えることができるのが特徴です。特に20~30代の忙しくて、自宅でゆっくり料理する時間のない女性をメインターゲットに、慌ただしい朝でも簡単におしゃれな朝食をとって、1日の気分を盛り上げてもらいたいという思いを込めてPRしました。
髙本:
「キャロット&オレンジ」「トマト&レモン」「チーズ&グリーン野菜」と、本商品には3つの味があります。
キャロット&オレンジ味は果物の甘みや酸味があり、ソースとして使うことで、料理の味がより引き立ちます。そこで、サラダ以外のレシピを開発することで、商品の魅力をアピールしたいと思っていました。レシピは文字で読むと難易度が高いと感じる方もいらっしゃるため、料理が得意ではない人も作業工程をイメージしやすいレシピ動画なら多くの方に気軽につくってもらえるのではないかと企画しました。
三ツ中:
日清オイリオさんから「朝カフェ」というテーマをいただき、ドレッシングの3つの味それぞれにレシピを開発しました。まずは、朝の定番であるパンを使用し、トマト&レモン味を使った「ハムとチーズのフレンチトースト」。次は、ソースとして使えることを強く訴求することを意識した、キャロット&オレンジ味を使った「オレンジチキンのワンプレートごはん」。
