建築×不動産×テクノロジーで世の中に欲しい未来を生み出す「ツクルバ」の挑戦

「場の発明カンパニー」を標榜するツクルバでは、このたび、アーキテクト、グラフィックデザイナー、エンジニア等による新組織「tsukuruba studios」を創設した。

2つの事業ブランドを持つクリエイティブ・テクノロジーカンパニー

リノベーション中の 「tsukuruba studios」オフィスにて、メンバーの皆さん

ツクルバは、創業者共同代表の村上浩輝さんと中村真広さんの「人と人、人と情報が交錯する“場”をつくりたい」という思いから2011年に設立された。2人は新卒で入社した不動産デベロッパーの同期で、「建築と不動産をハイブリッドにしながら、人が集まって思いを交換し、アクションが生まれる場をつくりたい」と話し合ってきたという。最初にはじめた事業はシェアードワークプレイス「co-ba(コーバ)」だ。

中村さんは「創業の数カ月前に東日本大震災があり、人との繋がりと関係性を大事にする事業をしたいと思いました。まずは働くことを通じたコミュニティをつくり、そこから生まれるチャレンジを応援したい。その思いを形にしたのがco-ba でした」と話す。

やがて他社から「うちのビルやオフィスもデザインしてほしい」と声がかかるようになり、空間プロデュース・デザインを行う専門組織「tsukuruba design」を設立。さらに、「より複雑な社会課題を解決するためにテクノロジーの力を掛け算する事業がしたい」と考え、情報空間のデザインを行う「tsukuruba technology」を立ち上げた。

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