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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

ACCラジオ部門、「金鳥少年」が2年連続グランプリに輝いたワケとは?(ゲスト:吉田尚記アナウンサー/橋本吉史プロデューサー)【後編】

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中村さんは、学生時代に吉田さんに出会っていた!

澤本:吉田さん、時間あるときにどうしたらしゃべれるか教えてくれませんか?

中村:それ聞きたいですね。

吉田:どちらかというと、どうしたらCMや映画をつくったりできるのかのほうが。

橋本:そうですね。どうしたらマネタイズできるのか、ということを僕らは知りたいから。

吉田:マネタイズですよ。僕らはラジオをどうマネタイズすればいいのか。本当に冗談じゃなく、ラジオは面白いと思うんですよ。ただ、儲かってる人がいないんです。歴史上1人もいないんですよ。ラジオでお金儲けをした人は本当に1人もいないんです。ラジオきっかけで芸能界で有名になって、最終的に芸能界でお金を稼いだ方はいるんですけど、ラジオだけで何とかなった人って本当にいないんですよ。なのに続いてるということは、むしろ逆に何か価値があるはずなんだけど、一体このマネタイズ力のなさは原理的にそうなのか、商売が下手なだけで50年来ちゃってるのか、どっちだみたいな。

澤本:難しいのは、そこにマネタイズの匂いがしないから、テレビに出たくないというタレントも出てくるじゃないですか。

吉田:それは大いにあります。

橋本:そういうブランディングになっちゃってる。

澤本:そういえば洋基くんは昔、吉田さんと何かあったんでしょ?

中村:そうなんです。僕はWeb野郎をやる前は電通という巨大な広告会社にいて、さらにその前、大学時代にニッポン放送でバイトしていて、そのときに吉田さんと会ってるんですよ。だから、17、18年ぶりぐらいなんです。

吉田:僕も2年目ぐらいのときだったと思います。

澤本:話したことはあったの?

中村:あります。

吉田:その頃、BSデジタルラジオというのがあって、BSでラジオは聞かないと。

中村:BSのテレビ番組の中で、画面が1枚か2枚ぐらいしか切り替わらないのに、ずっとラジオ番組を聞くことができるというものがあって。その1枚か2枚の画面を僕がつくってたんです。

吉田:コミュニティFMよりも人員少ないところで、中村さんにめっちゃやっていただいてたという。

中村:そう、そのとき僕は大学生ですけど、「この日、中村くんが休むと放送されないからよろしく」って言われるときがあって。その頃に吉田さんと何回か話をさせていただいて。当時から全然顔が変わってないですね。

吉田:結局やってることも変わってないんですよ。先週も生放送中に上半身裸だったので。

中村:最近のお二人のやられてることも後半聞きたいんですけど。

吉田:でも、今日は主旨が違いますもんね。

権八:まぁ、ACCのほうはチャチャッとね。

橋本:だって今日大賞でしょ(笑)。グランプリ。

中村:チャチャッとはいかないか(笑)。今日は先週に引き続いて、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSのラジオCM部門、日本で一番面白かったラジオCMを決める賞のACCグランプリ。先週はゴールド2作品を紹介したので、今週はグランプリに輝いたCMを聞いていただきましょう。

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