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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

ACCラジオ部門、「金鳥少年」が2年連続グランプリに輝いたワケとは?(ゲスト:吉田尚記アナウンサー/橋本吉史プロデューサー)【後編】

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いよいよ、ACCラジオ部門グランプリ「金鳥少年」!

中村:グランプリ、大日本除虫菊の「おでかけカトリス・蚊がいなくなるスプレー・プレシャワー・虫よけキンチョール・キンチョール」の5本です。

一同:拍手

吉田:権八さんが笑った!

権八:僕に注目しないでください(笑)。これは有名なシリーズで、前の年もグランプリですよね。

中村:今年のACCラジオCM部門のグランプリを受賞したのは、大日本除虫菊の「金鳥少年2017」。去年に引き続きですね。

権八:パワーアップしてる気がしました。

澤本:面白くなってるよね。教育実習生を入れてきたしね。

権八:審査はどうでしたか?

吉田:改めて今聞いても面白いなと。こんなに細かい芸がいっぱい詰まってるんだとまた思いましたけど。もう芸にビックリするしかないのと、今気づいたんですけど、男性プッシュすごかったですよね。審査員に男性も女性もいるんですけど、これが!という方がかなりいまして。

権八:共感して。

吉田:これが獲らないでどうする?みたいな熱い感じだったんですけど、そういえばそこに関して女性が誰も意見を差しはさんでこなかったなと。

権八:女性はどういう風に見てたんですかね?

橋本:聞いた反応をいろいろなところで聞くと、女性目線で見てるので、この子、高山さんは曲者だね、という感じで。そっちに感情移入してる感じがしますね。男性はみんな、大沢くんのほうになってるので。全員がこの世界に入り込んで話をしてるんですよ。

権八:それすごいことですよね。

橋本:すごいと思って。あいつはけしからん、ああいうことは言わない、この先こうあってほしいと。

吉田:みんなプロのはずなのに、CMの技術の話はまるでしないという(笑)。

橋本:引いた目線で語らないのがすごいなと。

吉田:女性審査員も中に入り込んだうえで、高山さんをどうだと言ってるんですもんね。

橋本:審査というよりは感想を言ってるみたいな。

権八:みんなファンになってる感じですよね。

橋本:文句なしという感じはしましたね。

吉田:ニッポン放送でもこのCMを流していただいてるんですけど、ラジオCM自体のファンがいて、特集でうちもちょっと触っちゃいましたもんね。うちの番組じゃないですけど。

橋本:TBSラジオではいくつかシリーズを取り上げて、取材する番組もありました。

澤本:このラジオのグランプリはただ流してるだけじゃなくて、番組にもなったりしてるのね。人気コンテンツとして、あの金鳥少年の今年版という形で、いろいろ取り上げてもらったり。実際、ツイッターを見ると、いっぱい金鳥少年の話が出ていて。ただ審査会で聞くというものじゃなくて、普通にラジオCMの人気コンテンツになってるから、その点でもグランプリで良かったんじゃないかなと思うけどね。

中村:確かにそういう動きが出てきそうですね。インターネットで大沢くんはこんなんだとイラスト描かれたり、二次創作がありそうですね。

橋本:ありますね。

権八:授賞式は大沢くんや高山さんは来たんですか?

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