県庁組織にイノベーションを起こす小さな組織「さがデザイン」

コンセプトから考え直して大変貌を遂げた「県庁CLASS」

「県庁CLASS」プロジェクト(デザイナー:テツシンデザインオフィス 先崎哲進)旧知事室、来賓室を子どもたちの学びの場としてリノベーション。「開かれた県庁」を体現する体験型施設として生まれ変わった。

設立以来、「さがデザイン」が関わった事業は、教育、産業、福祉など、あらゆる部局にわたる。その一例が、旧知事室、来賓室を子どもたちの学びの場として開放した「県庁CLASS」プロジェクトである。旧知事室に階段教室状の椅子を設置し、壁には子どもたちにわかりやすいようインフォグラフィックスなどを配置して、映像やパネルで佐賀県や知事の仕事について触れられる体験型施設にした。「旧知事室を保存して開放しましょうと言うと、古い調度品をそのまま置き、その隣に県政史を展示する…といった魅力に乏しい企画になりがちです。

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