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写真家 瀧本幹也の軌跡をたどる約400点の作品を展示

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広告写真、グラフィック、エディトリアルワーク、コマーシャルフィルム、映画など幅広い分野の撮影で活躍する写真家、瀧本幹也の大型展覧会が、2月23日からラフォーレミュージアム原宿で開催される。

1994年より藤井保氏に師事。1998年に写真家として独立後、「としまえんプール」をはじめ「TOYOTA」、「サントリー」、「Mr. Children / HOME」や「ラフォーレ原宿」など独自の感性で世界を切り取った広告写真、大和ハウス工業「ここで、一緒に」やJR東日本「行くぜ、東北。」などのコマーシャルフィルムを手がけている。そのグラフィカルな構成力で、見る人々に強い印象を与え続けている写真家だ。

としまえんプール(2000)

大和ハウス工業 One Sky篇(2017)

ラフォーレ原宿 LAFORET GRAND BAZAR(2015)

2012年から取り組み始めた映画の撮影では、『そして父になる』(2013年)で第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門審査員賞を、『海街diary』(2015年)で第39回日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞。また『三度目の殺人』が第74回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に選出された。

『海街diary』(2015)

SIGHTSEEING(2007)

本展では広告、作品、CM、映画の4ジャンルをクロスオーバーする瀧本の、約400点におよぶこれまでの活動を展示する。また、本展にあわせて作品集「CROSSOVER」も刊行する。

瀧本幹也展「CROSSOVER」

・会 期:2018年2月23日(金)~3月14日(水)  11:00~21:00
・会 場:ラフォーレミュージアム原宿
・入場料:無料