FinTech×マーケティング ふくおかフィナンシャルグループが取り組む新しい経営支援

消費者の生活がデジタルシフトしたことで、企業のマーケティング活動においてデジタルの活用は不可欠となっている。実際にデジタルマーケティングを活用し、自分たちがアプローチしたいターゲットに効率的に情報を届けて大きな成果を上げる企業も出てきている。その一方で、新手法を取り入れてはみたものの、思うような成果をあげられずに壁にぶつかっている企業も少なくない。

マーケティングのデジタル化に課題を抱えるパートナー企業にデジタルマーケティングの基礎的な知識を学んでもらおうと、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)はグループの銀行各社とiBankマーケティングの共催で、2017年12月14日(北九州)、15日(福岡)、19日(長崎)、20日(熊本)の4日間、「時代に取り残されることなく”デジタルマーケティング”を実践するための『デジタルマーケティング基礎セミナー』」を開催した。

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セミナーは、北九州、福岡、熊本、長崎の各開催地とも3部構成となっており、第1部にはライズマーケティングオフィス代表取締役・田中みのる氏が登壇。「今さら聞けないデジタルマーケティングのキホン デジタル活用の戦略設計と運用のポイント」と題して、自身の実践例を紹介しながら戦略設計と運用のポイントを解説した。

第2部はデジタルマーケティング先行企業の成功事例を紹介。福岡会場と北九州会場では、伊藤園広告宣伝部デジタルコミュニケーション室長・小笠原嘉紀氏が登壇し、「WEBやSNSだけが、デジタルマーケティングではない」というテーマで講演。「茶ッカソン」をはじめとするリアルイベントを起点としたコミュニケーション戦略について語った。

熊本会場と長崎会場では、コメ兵執行役員マーケティング統括部長・藤原義昭氏が「デジタルマーケティングに取り組むまでの苦労とでてきた成果」について、既成概念にとらわれない発想の重要性などをECサイトで数千万円の高額商品まで売れている例などを挙げ語った。

第3部はiBankマーケティング代表取締役・永吉健一氏が登壇。「FFGが取り組む新しい経営サポート活用事例」として、2016年6月に同社が立ち上げたオープン・オウンドメディア「mymo(マイモ)」と、同年7月にサービス提供を開始したスマートフォン専用アプリ「Wallet+(ウォレットプラス)」を連動した施策を例にあげ、デジタルマーケティングがどのような仕組みになっており、企業にとってどのように有効であるかを説明した。

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