国内外のタイポグラフィックな作品が並ぶ「TDC 2018」始まる

東京タイプディレクターズクラブ(Tokyo TDC)により、1990年にスタートした「東京TDC賞」。タイポグラフィカルなデザイン、タイポグラフィ、タイプディレクション、タイプデザインの領域を、広い解釈をもって審査している。昨年秋に、28回目を数える「東京TDC賞 2018」の各賞が決定。その成果を披露する「TDC 2018」が、4月4日からギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される。

本年度、国内外より寄せられた応募作品数は3109点(国内:1828作品、海外:1281作品)。厳正なる審査の結果、グランプリ1点、特別賞2点、TDC賞4点、タイプデザイン賞1点、RGB賞1点、ブックデザイン賞1点が選ばれた。

グランプリに選ばれたのは、スイスのデザインスタジオ Prill Vieceli Cremersが手がけた、西ドイツにおけるアンダーグラウンドなセルフパブリッシュ作品を、初めて掘り下げてまとめた書籍だ。

本年度は5カ国1地域からの作品が受賞。会場には中国の若手グラフィックデザイナーやパルコの広告で知られるM/M(PARIS)ほか、日本のデザイン界を代表する仲條正義や井上嗣也まで、グラフィックデザインの多様で、自由な表現を堪能できる作品が並ぶ。

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