「自分ごと」と感じてもらうため、
必要なコンセプトとそれを体現するこだわり
近年のソーシャルメディアを取り巻く環境について北島氏は「かつて、テレビに出ているような有名人は“テレビの中の人”でした。今は、Twitterをはじめとして、そうした中の人に直接コメントができるようになった。憧れの俳優に『今日の撮影お疲れさま』と直接、話しかけることができる。有名人と視聴者・観客との間の距離感がなくなってきています。そうなると、その関係性を大事にした方が良くて、公式アカウントだとしても堅苦しい言葉や、情報発信だけではお客様との距離を縮められない。一般的な公式アカウントのフォロワー数が伸びないのもこれが原因だと思う」と話す。
