“木を食べる”がコンセプト! 間伐材を使ったケーキ制作プロジェクトに携わったのはなぜか!?

※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。

ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。5月11日(土)の放送では、調理師兼Food Expanderとして料理を拡張していく田村浩二さんに、料理のあり方について伺いました。

左から、ハヤカワ五味 氏、田村浩二 氏

“究極のチーズケーキ”づくりに舵を切った理由

開店わずか2カ月でミシュラン1つ星を獲得し、2018年に惜しまれつつクローズした東京・白金台のフレンチレストラン「TIRPSE(ティルプス)」でシェフを勤めていた田村さん。SNSなどを中心に“究極のチーズケーキ”と呼ばれ、話題を集めている「Mr.CHEESECAKE」を売り出したことでも知られています。現在は、シェフとして働きながらベンチャー企業を立ち上げ、“お店を持たない料理人兼デザイナー”として活動しています。

田村さんがチーズケーキづくりに舵を切ったきっかけは、フランス発の美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ ジャポン2018」での「期待の若手シェフ賞」受賞でした。“変わった料理をつくる有名シェフ”の肩書きに違和感を覚え、自身の追求するべき料理を見直したと言います。チーズケーキを選んだ理由について、田村さんは「単純に、誰が食べても美味しくて、みんなが笑顔になる料理をつくりたくて。自分の大好きなチーズケーキにたどり着いた」と話します。

“店を持たないシェフ”への道は?

田村さんは、2006年に調理師専門学校を卒業後、日仏両国の多くの名立たるレストランでシェフをつとめ、現在のフリーランスの道に進みます。シェフでありながら“お店を持たない”という選択は、「めちゃめちゃ怖かった」と胸の内を明かします。「仕事がなくなりますからね。いつも足を運んでいたキッチンという場所に行かないし、最初の1~2カ月はつらかった」と当時を振り返ります。

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