“究極のチーズケーキ”を生んだ料理人が語る“食の未来”とは?

※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。

ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。5月18日(土)の放送では前回に引き続き、調理師兼Food Expanderとして料理を拡張していく田村浩二さんに、“食の未来”や“食を通した新しい体験”などについて伺いました。

左から、田村浩二 氏、ハヤカワ五味 氏

“食のサブスク”に期待できること

まずハヤカワさんが関心を示したのは、“食のサブスクリプション”について。サブスクリプションとは、製品やサービスなどを一定期間利用する事に対して、定額で代金を払うシステムのこと。定額制音楽配信サービスなどで知られ、近年、さまざまな業界にも広がりを見せています。

ハヤカワさんがサブスクリプションに興味を持ったきっかけは、自然素材からつくられる“体にやさしいおやつ”が定期的に届く「snaq.me (スナックミー)」でした。食のサブスクリプションについて、田村さんは「定期的に届くことで、必然的に“食べる”ことや“料理をする”ことにつながると思う。最近、アンテナを張るようにしている」と言います。

あらかじめ受注量がわかることで、安定した売り上げが見込めるだけでなく、“食品ロス”軽減などのメリットも。そんな、サブスクリプションが広がることにより、ハヤカワさんは「(食生活が)変わっていくと面白いかも」と期待を寄せます。

一方、田村さんは「生産者や料理をする側に、そうした情報を持っている人が少ない。もっと知識を持っている人とパートナーシップを組めると、より良い世の中になると思う」とコメント。また、その両者をつなぐ人がまだまだ少ないと感じているそうで、「時代はどんどん変化している。新しいことを取り入れていけるよう、(自分が)そうした架け橋になれたら」と思いを語ります。

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