※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。
ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。6月22日(土)の放送は、起業家であり、エンジェル投資家としても活躍する佐藤裕介さんが登場。数々の起業に携わってきた佐藤さんのこれまでのキャリアや、現在“妄想”している未来について伺いました。
理想像や未来像を「絵で考える」
佐藤さんは現在、「キャッシュレス決済サービス」と「オンラインストア開設・運営サービス」を行うヘイ株式会社の代表取締役社長を務めています。自らを「相当な妄想家だと思う」と語る佐藤さんは、理想像や未来像を「絵で考える傾向が強い」と明かします。
そんな佐藤さんが大学生のころに勤しんでいたのが、バンド活動と“せどり”(掘り出し物を第三者に販売して、利益を稼ぐこと)。特にせどりでは、会社化するほど充分な収入を得ることができるようになっていたものの
、「このままだと“小さい会社のお山の大将”になってしまう」と危惧して一念発起。
「1回、全国大会(大舞台)に出てみよう!」と入社を決めたのが、世界的なテクノロジー企業・Google。同社で優秀な人材に出会うなかで、「すごい人たちがたくさんいるので“やっぱり勝てなかった”ところはあったし、尊敬できるところもあった。一方、“意外に通用する”と思った部分もあった。唯一のサラリーマン時代、Googleに行ってよかった」と振り返ります。
そんなGoogleを25歳で退職した理由を、「全国大会に出て2年間、ある程度わかったし満足した」と語ります。その後、ニート生活を1年ほど満喫し、マーケティングテクノロジー企業・フリークアウトの創業に参画します。同年、スマートフォンアプリ&ゲームの企画・開発・運営などを行うイグニスの取締役としても参画し、2社を東証マザーズ上場へと導きます。
