戦略そのものが持つクリエイティビティを引き出すとき — カンヌライオンズ審査レポート 後編

審査から見えた3つのポイント

今年のカンヌライオンズで、審査員たちと度々議論になったポイントを3つにまとめて紹介しよう。

1.目的のサイズ

今回、「Purpose(目的)」という言葉がこの審査で最も多く出たキーワードだった。それぞれの作品が持つ「目的のサイズ」が一体どのくらいなのか、ということだ。仮に「たくさんシェアされること」という目的が目の前に存在するとしよう。普通なら、その目的に真っ向勝負するのが一般的だろうし「御用聞き」であればそれで十分かもしれない。

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