※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。
2人が注目する“ゴーストレストラン”とは?
森さんは新たなビジネスモデルとして、実店舗を持たず、オンラインフードデリバリーサービスのみで注文を受け付ける“ゴーストレストラン”に注目しているそうです。「ニーズも増えていて、事業として始める人も増えている印象がある。初期投資がかからないし、けっこう入りやすいビジネスなのかも」と話します。
森さんが運営するビジネスウェアのカスタムオーダーサービス「FABRIC TOKYO」では、仲介業者を介さずに、テクノロジーを駆使して商品をユーザーに直販する「D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)」サービスを展開しています。
ハヤカワさんは、「森さんのビジネスは言わば“衣のD2C”。“食のD2C”とも言えるゴーストレストランは、今後ありそう」とさらなる広がりを予想します。
森さんは、週に3回くらいのペースでゴーストレストランを利用しているそうで、「忙しくて(外に)ランチに行けないときや雨のときなどに、めちゃくちゃ便利」と実感を口にします。
昨今、勢いが増しているフードデリバリーサービス。配送手数料は変動制で、混雑時に追加手数料がかかる場合もありますが、森さんは「11時15分くらいに頼むと、ちょうどお昼前くらいに届くんです。そうすると、早く来るし、送料も安くて済む」と話します。
この話にハヤカワさんは、「お粥のゴーストレストランがあったら流行るかも」と妄想。風邪などで家から出られない人や健康に気を使っている人などに需要があるのではと言い、「お粥を提供しているお店が少ないし、原価も安い。店舗だと席代がかかって提供する価格が高くなってしまうけど、ゴーストレストランだとそれが解消できる。ブランド化の可能性はあると思う」と力強く語ります。
テクノロジーがより生活を豊かに
続いて、衣食住の“住”にまつわる話題へ。森さんは、敷金・礼金、仲介手数料がかからず、契約手続きはすべてスマートフォンで完結するという賃貸サービス「OYO LIFE」に注目しているそう。ハヤカワさんも実際に利用しているようで、「引っ越すとき、水道やインターネットの開設や移転の手続きすごく大変だけど、(OYO LIFEは)めちゃくちゃ簡単」と話します。
