「“アイドル”と言っても、1人の人間の人生」でんぱ組.incプロデューサーが語る“プロデュース術”

※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。

ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味さんがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。9月14日(土)の放送は、音楽プロデューサー・クリエイティブディレクターとして活躍する“もふくちゃん”こと福嶋麻衣子さんが登場しました。

左から、福嶋麻衣子さん、ハヤカワ五味さん

“使命感”として「この人たちを何とかしてやるぞ!」

福嶋さんは、ライブイベントスペース「秋葉原ディアステージ」、アニソンDJバー「MOGRA 秋葉原」の立ち上げに携わり、アイドルグループ・でんぱ組.incを生んだプロデューサーとしても知られています。

その後も、わーすた、虹のコンキスタドールなどのアイドルや、PUFFYをはじめとする多くのアーティストのクリエイティブや楽曲をプロデュースするなど、マルチな才能を発揮しています。

番組のキーワードである“妄想”という言葉について、福嶋さんは「今年(2月に)解散しちゃったんですけど、妄想キャリブレーションというアイドルユニットをつくったくらい、以前から“妄想”というキーワードに縁があるなと思っていて。意識しているわけではないけど、事あるごとに引き寄せられる」と話します。

現在、多岐にわたる活動をしている福嶋さんは、東京藝術大学・音楽学部在学時に「漠然と将来、音楽にまつわる仕事をしたい」との思いを抱いていたと言います。しかし、その一方で「特に美術系の方々で、すごく才能があってめちゃくちゃいい作品をつくるのに、ビジネスにつながっていない」と実感していたと話します。

そんな背景もあって、学生時代から福嶋さんは「使命感として、私がこの人たちをなんとかしてやるぞ!」という思いがあったと明かします。続けて「若手のアーティストを支援したいという思いが、活動の原点にある」と語ります。

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