【第二部】尾上永晃さん×畑中翔太さん トークセッション
-早速ですが、Braille Neueを見て、どう思いますか?畑中:
誰かのために何かしたいとか、してあげようという感情ではなく、純粋な疑問を持ち、たまたま視覚障害者の方と出会って、アイデアのタネを発見した。それこそ根っからのプランナーなんだと感じます。
尾上:
しかも彼の素晴らしいところは、これでたとえば賞とか獲っちゃったらそこで一旦取り組みを止めそうなものを、継続してデザインを調整したり、他の言語にも対応させたり、相当腰を据えてやっているところにリアリティを感じます。若い頃に考えたアイデアなんて、「思いついた→世に出た→はい次!」みたいになりがちなのに。そこは見習いたいです。畑中さんは過去に何かフリーワークされてました?