過去の受賞作品を見て、賞の特徴を分析する
次に、大切なのが過去の受賞作品の分析です。作品へのリスペクトはもちろん忘れませんが、このときは自分が王様のつもりで、偉そうに分析していきます。
昨年のグランプリは、渕上ファインズの課題で「結婚できないひと」でした。これは驚きのあるオチですよね。「結婚できない人」というタイトルと不倫をイメージさせる映像でミスリードするけれど、本当は女性同士の結婚を描いている。ストーリーが最後の「どんなかたちの幸せも、ドレスで応援することを誓います。」というコピーに、きれいに落ちています。映像の質も高いし、審査員がグランプリに選ぶのは納得がいきます。