『Shadows as Athletes』にはそんな現代のメディアに必要な視点への気づきが多く含まれていた。いつの時代にも変わらない美しさやメディアを通すことで人に投げかける疑問や想像など、メディア表現が忘れていた純粋さを気づかせてくれたように思う。テクノロジーは魔法ではない。テクノロジーは我々が使うべき道具であり、その道具を使ってどのような想像を具現化していくのか?エンターテインメントという消費者に近い存在でどのように変化と同時に進化していくべきなのか?この作品をひとつの原点としもう一度考えるべきだと思う」と、贈賞理由を述べている。
メディア芸術祭、エンタメ部門大賞に佐藤雅彦氏らの『Shadows as Athletes』
更新日 / 公開日