恋愛は平安時代へ回帰する? 漫画家・山科ティナと一緒に、自粛期間中の恋愛について妄想

※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。

ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味さんがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。5月9日(土)の放送は、前回に引き続き、漫画家でイラストレーターの山科ティナさんが登場しました。

山科ティナ流“モチベーション”管理術

コロナ禍で在宅時間が増えるなか、山科さんは「『Netflix』で、自分の(強みの)ジャンルである“恋愛もの”で話題のドラマや映画をひたすら観ています」と近況を語ります。なかでも、韓国ドラマ「愛の不時着」にどハマりしたそうで、「『ロミオとジュリエット』を現代版にしたようなドラマ」と絶賛。

ただ闇雲に鑑賞するのではなく、「例えば、自分の企画が記憶系の恋愛ものだったら、それに基づいて、同じような系統の恋愛ものを何本か連続で観て、まとめてインプットするやり方をとることが多い」と言います。

いまなお、外出自粛を強いられる生活が続いており、「漫画と『あつまれ どうぶつの森』(Nintendo Switchのゲーム)を行ったり来たりで、我が家は、娯楽がない(苦笑)」とハヤカワさん。仕事もリモートワークとなり、モチベーション管理の難しさを痛感しているようで、その点を山科さんに尋ねると、「普段から家で1人で漫画を描いていたから、そこまで影響はない。(モチベーションが)下がったときは、小さかったころに好きだったアニメを見返して、あのとき好きだった“気持ち”を思い出すことで、落ちていた気持ちを上げるとか、たまにありますね」と答えます。

同世代で刺激を受けた人物

現在24歳で同い年の2人。ハヤカワさんから、最近刺激を受けた人を聞かれると、山科さんが挙げたのは、イラストレーターのloundraw(ラウンドロー)さん。「BUMP OF CHICKENから(楽曲使用の)許諾を得て、卒業制作で自作したアニメーションが、9万リツイートとかものすごくバズって。アニメーションCMの監督をされたり、小説や漫画を出していたり……」と話し、1つ上の25歳ながら、マルチな活躍ぶりに大きな刺激を受けているそう。

「ちゃんと“自分らしさ”とか、自分のオリジナリティをつくろうと頑張っている人のことは尊敬できるし、刺激になりますね」と語る一方で、「バズっているものを真似したら、同じように“いいね!”が取れてしまうのは、SNS時代の良くないところ。自分の練習として、誰かの真似をしたり、勉強したりするのはいいことだと思うけど、誰かを真似したままバズってしまうと、いつかトレース問題で炎上につながってしまうのでは」と警鐘も。

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