デザイン部門を新設、「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」7月13日よりエントリー開始

ACC(All Japan Confederation of Creativity)は、あらゆる領域のクリエイティブを対象としたアワード「2020 60th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」の開催にあたり、本年度の各部門の審査委員および応募要項を発表した。

コロナ禍で国内外の多くの広告賞が開催を中止、あるいは延期を決めた2020年。60回目を迎えた「ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」では、単なる審査を超えて、クリエイティビティを問い直し、提言する場にしていこうという思いのもと、今年も開催することを決めたという。

応募部門は、フィルム部門、ラジオ&オーディオ広告部門、マーケティング・エフェクティブネス部門、ブランデッド・コミュニケーション部門、メディアクリエイティブ部門、クリエイティブイノベーション部門に加え、昨年までのブランデッド・コミュニケーション部門・Dカテゴリー「デザイン」を独立させ、デザイン部門として新設。全7部門となる。

各部門 審査委員長

デザイン部門の審査委員長には、永井一史氏(HAKUHODO DESIGN/代表取締役社長)が就任した。

「昨年までブランデッド・コミニュケーションの中にあったデザインですが、エントリーの増加に伴い、今年から独立した部門になりました。これまでの継続的な視点は大切にしつつ、様々な角度からデザインの価値を見つけ出していきたいと思います。

いつの時代もデザインの本質は変わりませんが、デザイン思考、コミュニティーデザイン、ソーシャルデザイン、体験のデザインのように、社会の要請によってその領域は常に変化しています。新しく生まれた部門として、デザインのフロンティアや状況を見極めながら、未来につながる可能性を探索していければと思います」と、永井氏はコメントしている。

また、ラジオ&オーディオ広告部門審査委員長には、井村光明氏(博報堂/第三クリエイティブ局 クリエイティブディレクター)、マーケティング・エフェクティブネス部門審査委員長には、鈴木あき子氏(サントリースピリッツ/執行役員 RTD・LS 事業部長)、クリエイティブイノベーション部門審査委員長には、米澤香子氏(Wieden+Kennedy Tokyo/Creative Tech Director)が新たに就任した。

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