※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。
ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味さんがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。8月5日(土)の放送は前回に引き続き、メルカリ 取締役President(会長)の小泉文明さんが登場しました。
リアル店舗を展開した理由
同社が運営している日本最大級のフリマアプリ「メルカリ」では、今年6月から新たな試みをスタート。気軽に“メルカリ体験”ができる旗艦店として「メルカリステーション(mercari station)」を展開しています。
“リアル店舗”をつくった経緯について、小泉さんは「FacebookやTwitterに広告を出したり、テレビCMをやったりしていたんですけど、15秒のCMで“メルカリの良さ”を表現するには、限界があるなと思った。
また、“なんとなくメルカリをやらない”という人も多かったので、最後の“背中を押す”というところに対して、リアルな場所があれば(やり方を)説明してあげたり、(出品物の)梱包を手伝ってあげたりして、“すごく簡単じゃん!”と感じてもらえる“きっかけづくりの場”になる」と語ります。
さらに、無料のワークショップ「メルカリ教室」を各地で開催しています。「いらなくなったものを捨てるのではなくて、リサイクルやリユースしていくことが“環境にいい”ということを子どものころから教えていきたいので、小学生には簡単な内容にしています。逆に、高校生くらいになると循環型社会やお金を稼ぐこと、お金とはなにかとか……年代に応じて学習する形を変えながら、社会を勉強してもらえるような教室をいくつかやっています」と話します。
