東京コピーライターズクラブは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、4月下旬に予定されていた「コピー年鑑2020」の一般部門グラフィック二次審査および最終審査、新人部門最終審査を延期。8月7日、8日にオンラインで最終審査会を行い、本年度のTCC最高新人賞とTCC新人賞を決定した。
応募総人数365人の中からTCC最高新人賞に選ばれたのは、ブックオフコーポレーションのテレビCM他で松井一紘氏(ティー・ワイ・オー)。人気子役の心くんが「ブックオフなのに本ねぇ~じゃん!」と叫び、話題になったCMだ。また、TCC新人賞には19名が選出された。
受賞作品は以下の通り。本年度の新人賞の受賞作品を掲載した『コピー年鑑』は、2021年2月の発刊を予定している。
■TCC最高新人賞 1名
松井一紘(ティー・ワイ・オー)
ブックオフコーポレーション/企業/TVCM
代表コピー
ブックオフなのに本ねぇ~じゃん!
■TCC新人賞 19名
嶋野裕介(電通)
青森県/まるごとあおもり/WebMovie
代表コピー
メモとしては高い。
国宝としては安い。
三島邦彦(電通)
Netflix/ブランド・全裸監督/TVCM他
代表コピー
人間まるだし。
山際良子(フロンテッジ)
そごう・西武/企業/新聞他
代表コピー
さ、ひっくり返そう。
加部達彦(東急エージェンシー)
防災気象PRO/企業/ポスター
代表コピー
命以外、ぜんぶ捨てる。
