※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。
ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味さんがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。9月12日(土)の放送は、前回に引き続き、TimeLeap(タイムリープ)代表取締役の仁禮彩香(にれい・あやか)さんが登場しました。
10代で起業し9年…いまあらためて思うこと
前回は、これまでの仁禮さんのキャリアに迫りました。中学2年生のときに起業し、高校1年生のときに自身の母校を買収。そして23歳となった現在は、慶應義塾大学総合政策学部に在学しながら、TimeLeapの代表を務めています。
起業をして早9年目。10代のころは、その経歴がいま以上に目を引いたそうで「恩恵もあれば、そこから受ける弊害もあった。それを認識して、自分たちはその事実と向き合って解決してきた」と話します。
ハヤカワさんも若くして起業していたため、「どうしても調子に乗っているように見られやすかった。それも多少なくはないけど、『バックに誰かついていて、お金を出してくれているんだろ』ってよく言われて、操り人形的な見られ方をされることが多くて落ち込んでいた」と、当時の悩みを吐露。法人化して6年目を迎えたいまは「最近、やっと減ってきた」と似た境遇に共感を示します。
仁禮さんは、むしろ起業した当時よりもSNSでの発信を解禁したいまのほうが、さまざまな声が届くそうで、「まだ五味さんのように回収できていない感があるのでもどかしい(苦笑)。いま、向き合わなければいけないタイミングだなって。『親にお金を全部用意してもらったんだろ』とか、女性だとどうしても『(バックに)男がいるんだろ』って言われて……9年もやってきたのに、不本意ですね」と胸中を打ち明けます。
