1本1本が面白くなければ意味がない
いつも企画は、アニメの気になるシーンを探すところから始まる。企画制作チームのメンバーで、そこにどんな言葉を合わせたら、ギャップが生まれ、CMが面白くなるか、商品の魅力を伝えられるかを考えて、仮に映像をつないで声を入れてみる。それを繰り返し、膨大な映像コンテの中から1つの案に決める。案が決まれば、さらにセリフを詰め、映像に合わせて声を収録していく。決めゼリフなどは100テイクを超えることも珍しくない。ナレーションのタイミング、商品のテロップの大きさなどをクライアントと一緒に、1フレーム、1ミリ単位で調整。そうしてCMは完成する。