ブランド総合研究所は10月14日、「地域ブランド調査2020」から都道府県別および市区町村別の魅力度を示すランキングを発表した。都道府県別ランキングでは1位が北海道で、12年連続の首位。これまで7年連続最下位となっていた茨城県が42位に上昇したことも話題となった。なお、今回の最下位は栃木県(前年43位)となっている。
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一方、市町村別では京都市(同3位)が3年ぶり3度目の1位となり、2位には前年1位の函館市と札幌市が同点で並ぶなど北海道の強さが目立った。
新型コロナウイルス感染症の影響については、東京都において魅力度をはじめとする各項目の点数が大幅に低下した。居住意欲、観光意欲といった行動移行に関する項目の平均値は大きな変化はなかった。
前年から魅力度が最も上昇した都道府県は長野県で、前年の24.8点(10位)から30.5点(8位)と5.7ポイント上昇。前年と比較して20代、60代の回答者の点数が上昇している。続いて石川県が3.8ポイント、沖縄県・茨城県が共に3.7ポイント上昇している。
市区町村では糸満市(沖縄県)が前年の11.1点(264位)から17.0点(143位)と5.9ポイント上昇。稚内市(北海道)の4.9ポイント、柳川市(福岡県)の4.0ポイント上昇が続いている。