東京で体感する、「デザイン大国」スイスの最新ビジュアルコミュニケーションデザイン

グラフィックデザイン、タイポグラフィ、モーショングラフィックスなど、現在進行形のスイスのビジュアルコミュニケーションデザインと、そのデザイン的思考やライフスタイルにフォーカスしたデザイン展「FormSWISS」が、10月23日から始まる。

本展を企画したのは、グローバルデザインプラットフォーム「Form」。年ごとに地域や国を定め、現地で行うデザインリサーチをベースに世界各国と日本の多様な価値観をデザイン的視点から紐解き、国内外へ双方向に発信していく。

その第一弾として、「デザイン大国」スイスで行ったデザインリサーチをもとに企画されたのが、「FormSWISS」展だ。

 

本展には、世界最大のアートイベントArt Baselのアートディレションを行うGavillet&Cie(ギャヴィエ&シ)。スイス国内のデザイナーたちの間でいま最も注目を集める新鋭Kasper-Florio(キャスパー・フロリオ)。世界中から注目される新世代の書体デザインスタジオ、Swiss Typefaces(スイス・タイプフェイシズ)。ファッションブランド Rick Owensのグラフィックなどで注目を集めるNotter+Vigne(ノッテル+ヴィーニュ)。NIKEのクリエイティブディレクションなども行い、これからのスイスデザインを牽引していくであろうStudio Feixen(スタジオ・フェイクセン)。そして世界のデザイン界や企業からも常に注視されるデザイン大学Zurich University of the Arts(チューリッヒ芸術大学)やECAL(ローザンヌ州立芸術大学)など、総勢15組が出展する。

作品展示に加え、スイスの小さな村や街から国境を越えて世界のデザイン界に影響を与えているデザイナーを中心に、デザイン大学、美術館など約30組への貴重なインタビュー映像も上映する。

開催期間は10月23日から11月3日まで。会場は、東京・原宿のTHINK OF THINGS、FormGALLERY、学芸大学のBOOK AND SONS、表参道のMINA-TO(Spiral 1F *こちらのみ10月30日から11月6日)の東京都内4箇所となる。コンクリートブロックを使った会場構成は、建築家・中村竜治氏。

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