宣伝会議が運営する「
」は11月11日、東京・ANAインターコンチネンタルホテルにて「
」を開催する(オンラインでの参加も可能)。
「CMO CLUB GLOBAL」では2020年4月から「マーケターの、マーケターによる、マーケターのための組織」として、運営の在り方を刷新。各業界ごとに6名のボードメンバーを選出して、そのメンバーが中心となって年間の活動を設計・実行している。今年は6名のボードメンバーが5つのマーケターにとっての課題を提示し、それぞれの課題別に分科研究会を企画。ボードメンバーがリーダーとなって、研究会を重ねてきた。
11月11日開催の「CMO CLUB FORUM」で、そのディスカッションの成果がCLUBメンバーより発表される。
5つあるセッションのうち、河合 英栄氏(日本コカ・コーラ マーケティング本部 ICX バイスプレジデント)がリーダーを務める研究会のテーマは「消費者の心を掴むブランドエクスペリエンス~成功要素と失敗要素」。今井 新氏(I-ne 取締役 兼 ブランディング本部本部長)、遠藤 克之輔氏(フェラーリ・ジャパン マーケティング・ディレクター)、森 繁弘氏(モンデリーズ・ジャパン 取締役マーケティング本部長)と半年にわたり重ねてきたディスカッションの成果が11月11日(水)15:00 ~ 16:00の時間に実施するパネルディスカッションで披露される。
チームリーダーを務める河合氏は2019年11月に東京・ANAインターコンチネンタルホテルで開催した「宣伝会議サミット」に登壇し、「広告が『ジャマ者』から脱却するためにコカ・コーラが取り組む3つのアプローチ」をテーマに基調講演を行った。河合氏は、講演の中で「広告に対するパーセプションを変えるのは1社だけではできないこと、アドバタイザーが一緒になって、魅力的なアドエクスペリエンスをつくるための取り組みが必要」と来場者に自身の考えを投げかけた。「CMO CLUB GLOBAL」も河合氏の問題提起に賛同し、同氏がリーダーとなる分科研究会で、アドエクスペリエンスについて議論をすることになった。FORUM当日は、ここでの議論をもとに4名のマーケターが「消費者の心を掴んだブランドエクスペリエンス事例」を持ち寄り、広告に留まらないこれからの消費者とのコミュニケーションの方向性について、それぞれの意見を交換する予定。