ミニマリストしぶが提唱。コロナ禍で活かせる「ミニマリストの考え方」とは?

※本記事は株式会社マスメディアンの『advanced by massmedian』に掲載された記事を表示しています。

ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味さんがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。10月24日(土)の放送は、前回に引き続き、Minimal Arts代表の「ミニマリストしぶ」こと澁谷直人さんが登場しました。

SNSフォロー数も「ミニマル」

持ち物を減らし、必要最低限のモノで暮らすミニマリストとして活動している澁谷さん。現在、どのくらいの量のモノに囲まれて生活しているかというと、「ベッドもなく寝袋で寝ていて、持ち物は大体200個くらい。ビジネスホテルに置いてあるモノが150個くらいと言われているので、コンパクトなビジネスホテルにプラスアルファしたくらいのイメージ」と話します。そして、そんな自身のライフスタイルぶりをSNSなどで発信しています。

そんな澁谷さんが、コロナ禍のいま気にかけているキーワードは、「情報疲れ」。実際、YouTube公式チャンネル「ミニマリストしぶ」の視聴者からは「テレビをなくしました」という声がけっこう届いたと言います。

というのも、ニュースやワイドショーなどでは新型コロナウイルスの新規感染者数やコロナにまつわる情報が連日取り上げられています。そのことから、「ネガティブな情報が入ってきやすく、鬱っぽくなってしまうので観たくない。だから、これを機に思い切って減らしてみた」とリアルな声を紹介。そうなると、どこから情報をインプットしているのかといえば、「スマートフォンから自分が必要な情報だけ、自分から拾いにいくスタイル」と話します。

そんな澁谷さんの公式Twitterや公式Instagramにおいて、ハヤカワさんが関心を示したのは、(澁谷さんが)フォローしている人の数が「ゼロ」であること。「“そこもミニマル(必要最小限)なんだ”と衝撃を受けた」と話します。

自分から情報を見に行くとき用に別のアカウントを持っていて、発信用で活用している公式のSNSとの棲み分けをしているという澁谷さん。「フォロー欄からその人の人間関係がすごく垣間見られる。それはSNSのいいところであると同時にデメリットも多い」と指摘します。

一緒に仕事をした人と互いのSNSをフォローし合う人も多くいますが、「フォローしないからといって決してその人のことが嫌いというわけではない。僕は、人のSNSを見るにあたって、その人のプライベートにはそこまで興味がない。気になったニュースのシェアやライフハック(スマートな仕事術)につながるような情報などを得たいので。フォローしているかしていないかで、人間関係を考えること自体がイヤなんです」と話します。

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