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福島中央テレビ、開局50周年記念で4カ月にわたりオンラインイベントを開催

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福島中央テレビは12月7日、2020年に開局50周年を迎えたのを記念して、12月~2021年3月の間、月替わりで様々なオンラインイベントを開催する「中テレDX オンラインフェス」を行うと発表した。大打撃を受ける酒どころを救う「忘年会」などの企画を実施する。Twitterの公式アカウント(@chu_DXfes)も立ち上げ、情報を公開する予定だ。

企画コンセプトは「新しい、楽しみを作ろう。」。新型コロナウイルスの影響で行きたい場所に行けなかったり、大切な人に会えなかったりする中で、距離や時間を超えて地域を盛り上げる新しいエンタテインメントの創出を図るのが目的。

「中テレDX オンラインフェス」のロゴ。

すでに12月には「オンライン大忘年会」、2020年1月に「オンライン謎解きゲーム 奪われた会津鉄道からの脱出!」、同年2月に「ふくしまアートエールプロジェクト」の実施が決まっている。

「オンライン大忘年会」はZoomを使って出演者とトークを楽しみつつ、福島の日本酒の魅力に迫るイベント。出演者は福島を中心に活動するお笑いコンビ「母心」や、同局のキャスターら。参加チケットはイベントへの参加のみのもの(1500円)と、番組が厳選した地酒を自宅に届けてくれる「ふくしまの酒応援チケット」(2500円)がある。

「オンライン謎解きゲーム 奪われた会津鉄道からの脱出!」は、新型コロナで観光客が激減した観光地を盛り上げつつ、オンラインイベントで全国にその魅力を伝える企画。内容は観光地・会津を舞台にした同局による完全オリジナルストーリー。50人限定で生配信(無料)、その後、有料販売も行うという。流れは、映像の中で出題される謎にリアルタイムで挑戦し、回答は特設Webページに入力。複数の謎の答えから犯人を探し出す。

「ふくしまアートエールプロジェクト」は、新型コロナで気持ちがすさむ中、生活に彩りを与え、豊かな心を取り戻すためには「アート」が必要との考えのもと企画された。イラストレーターのコーチはじめ氏、写真家の鈴木心氏ら人気アーティストによるワークショップなどを開催し、アート作品に触れる機会をつくる。

さらに、アーティストたちの活動支援も狙いのひとつだ。具体的には、2021年2月以降、開催予定の各アーティストによるワークショップへの参加を通じ、アーティストや作品の露出機会を増やし、彼らの活動を応援。さらに、ここでしか見られない限定オリジナル作品を購入できる機会も設けるという。