慎重な楽観主義
「世界全体が2020年の困苦を振り返り、経済の回復と社会における癒しを求める中、『慎重な楽観主義(Cautious Optimism)』といえるものが2021年の流れをつくっています。その中でも、テクノロジーが文化や経済にもたらす影響力はさらに加速しています。カンファレンス、フェスやブランド体験は、ゲーム化された第三の空間へ移行し、新たなオーディエンスにリーチする手段となりました。そして、ブランドパーパスは、改めて重要であり、主流なものとなりつつあります。たとえば、『Did They Help?』というサイトでは、企業の取り組みをエシカル・スコアボードで数値化しています。企業はより大局的な視点で、他の企業や個人と協力し合い、社会・環境課題に取り組むことが求められるでしょう。回復への道は今年から始まります。ブランド、リーダー、多様な個人が、回復と改善のために協力とレジリエンスをもって希望に満ちた旅へと私たちを導いていくはずです」と、Wunderman Thompson Intelligence グローバル・ディレクター エマ・チュウ氏は話す。
レポートで紹介する100のトピックス
本レポートでは、「文化」「テック・イノベーション」「旅行&ホスピタリティ」「ブランド・マーケティング」「フードドリンク」「ビューティー」「リテール」「仕事」「ヘルス」「ファイナンス」の10カテゴリー・100項目で紹介する。その一覧は、下記の通りだ。
文化
屋外の再設計/ゲーム活用の最前線/自然由来の安心感/アニメの復活/リワイルディング/ライブイベントの未来/ファンコミュニティの動員/ノスタルジックなフォーマット/プライムタイム・ゲーム・エンタテインメント/ドライブイン体験の拡張
テック・イノベーション
バーチャル・スポーツ/生き物のようなデザインのクルマ/データのサステナビリティ/タッチレス・トラベル/複合現実/ディープフェイクへの反撃/成層圏テック/クラウドゲーム/シリコンバレーの再構築/アルファ世代を守る
