アサヒ飲料は6月8日、同社の展開する「放課後カルピス®」プロジェクトの一環として、「片想い」をテーマとしたオリジナル連続 Webドラマ『すべての恋は片想いからはじまるっぽい』の配信を開始する。ドラマの配信に先立った6月4日、
の配信をYouTube上で開始した。
「放課後カルピス®」プロジェクトは、高校生の可能性に満ちた時間である「放課後」を応援するため、同社が2020年4月に立ち上げたもの。プロジェクト2年目にあたる今年は「片想い」をテーマに、人を想うピュアで甘ずっぱい気持ちを応援する施策を発信する。
今回、配信を開始するのは「放課後10分ドラマ」というコンセプトの連続Webドラマ。高校生の「共感」と「憧れ」の両立を目指し、制作された。スマホで視聴されることを加味して1話の尺は長すぎない10分程度にし、人物の表情がよくわかるアップの絵づくりやモノローグの使用、テンポのいい編集など、高校生の視聴環境に合わせたドラマのフレームづくりも意識したという。
制作過程では、現役高校生も企画会議に参加し、よりリアルなストーリーや描写を目指したストーリーを共同で制作。ドラマ告知用の広告クリエイティブのInstagramストーリーズ投稿を共創するなど、高校生とタッグを組み、高校生のクリエイティブ力を活用したプロジェクトになっている。
今回の企画の背景について、クリエイティブ・ディレクターの吉川隼太氏は、「『カルピス』が、高校生に寄り添うために何ができるかをチームメンバーで話し合う中で、『片想い』は、実は大人になるほど減っていくのでは?という話がでました。というのも、大学生以降になると、恋愛前提での出会いが急に増え、『彼氏いる?彼女いる?』とは聞くけど、『好きな人いる?』とは聞かなくなることが多くなるかも、と。そう考えると、社会圏が限られた高校生活の中でこそ『片想い』は生まれやすい感情かもしれないし、ピュアで、甘ずっぱくて、まさに『カルピス』らしい瞬間だと気づきました。そこで、今年のテーマを『日本中の高校生の「片想い」をエンカレッジする。』にしました。そして、クライアントさんと一緒に話しながら、プロダクトプレイスメントを軸にした広告ドラマを超えて、本気で高校生の気持ちに寄り添う本格ドラマをつくることにしました。」とコメントした。
