6月10日に、米国ニューヨークを拠点とするThe ONE CLUBによる「The One Show」の各受賞作品が発表となった。
本年度は54か国から応募があり、合計173のゴールドペンシル、161のシルバー、224のブロンズ、1,102のメリットが授与された。
最高賞である「BEST OF SHOW」を受賞したのは、イギリスのAMV BBDO制作、女性の衛生用品を扱うEssityのブランド「Libresse」によるウェブムービー「#wombstories」。D&ADに続いての最高賞受賞となる。この作品は、さまざまな女性たちの子宮にまつわる物語が実写とアニメーションで展開される。AMV BBDOはエージェンシーオブザイヤーを、Libresseはクライアントオブザイヤーも受賞した。
また本年度新設された、ダイバーシティ、イクオリティ、インクルージョンを最もよく取り入れた優れた作品とそのコンテンツを制作したチームに授与される「FusionPencil」。初の受賞作品には、Empowher NY「The Call」と制作したThe Bloc、Sport England「This Girl Can」と制作したFCB InfernoとPartizanが選ばれた。
また、5年以上にわたって優れた作品を生み出してきたエージェンシーとブランドのチームに授与されるPENTA PENCILには、Saatchi&Saatchiとプロクター&ギャンブルの「Tide」が選ばれた。
日本は、シルバー1作品、ブロンズ2作品という受賞結果となった。
BEST IN SHOW
※BEST OF DICIPLINE
(BRANDED ENTERTAINMENT/MOVING IMAGE CRAFTとINTEGRATED/MUSIC&SOUND CRAFT)も受賞。
Essity Bodyform/Libresse「#wombpainstories」(AMV BBDO)
BEST OF DICIPLINE
・CREATIVE EFFECTIVENESS
Sandy Hook Promise「Back to School Essentials」(BBDO)