パラ開催に合わせ日本橋の街を「多彩な赤色」で装飾、選手団にエール

三井不動産と日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会は8月24日から、東京2020パラリンピック競技大会に合わせ、日本橋・室町エリアで「日本橋シティドレッシング for TEAM PARALYMPIC JAPAN」を実施している。期間は9月5日まで。

シティドレッシングとは、商業施設の壁面など活用して街全体を飾り付ける取り組み。今回は東京2020ゴールド街づくりパートナーである三井不動産がパラリンピック選手にエールを送るために、三井本館、日本橋三井タワー、COREDO室町1~3・同 テラス・同 日本橋などに装飾を施している。

「コロナ禍で迎えたパラリンピック。さまざまな不安を抱える中で競技に挑まなければいけないアスリートに向けて、”今できる”最大限のエールを送れないかと考えました。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ならびに大会に出場するアスリートを支え続けてきた三井不動産とともに、街全体を使ってエールを送る本企画を計画。街を起点にすることで世の中に応援機運を醸成し、少しでも多くの方の興味を掘り起こし、さらに巻き込みながら、選手団に熱いエールを送る試みです」と、電通 コミュニケーションプランナーの加我俊介氏は説明する。

ビジュアルで象徴的に用いられているのは、黄みや青みを帯びたものも含む「多彩な赤色」。また東京2020パラリンピックの日本代表選手団が掲げるスローガン「超えろ、みんなで。」にちなみ、総勢81人の選手が登場するビジュアルは圧巻だ。

「パラリンピック日本代表選手団を応援する強いシンボルとして、“多彩な赤色”の日の丸を用いて表現しました。赤をひとつの色に決めず、さまざまな赤が、重なり、交わり、調和することで新しい赤になる。一人ひとりの個性を活かして試合に挑む選手のみなさんをイメージした、日本代表の表現を目指しました」(電通 アートディレクター 今井祐介氏)。

登場している選手は下記の通り。

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