「未来は予測するものではなく、準備するもの」ミレニアルズが見たSXSW(前編)

2021年3月16日~20日にかけてオンラインで開催された世界最大のクリエイティブ・ビジネスの祭典「SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)2021」にマッキャン・ワールドグループの「マッキャンミレニアルズ」から、深尾麻鈴氏、阿部菜々子氏、カーン詩芙亜氏、出口莉奈氏ら4人が参加。彼女たちの視点で、改めて「SXSW Online 2021」についてまとめた。

オンライン開催はありか、なしか

2021年3月に開催された、世界最大のクリエイティブ・ビジネスの祭典「SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト)2021」は、全プログラムをオンラインに切り替えたものでした。

こうしたオンライン開催は、コロナ禍によらず、今後も一部定着する可能性があるかもしれません。

2021年のSXSWでは、この祭典を楽しめるようにするため、オンラインならではのプラットフォームが用意され、見たい配信をスケジューリングしたり、ほかの参加者や登壇者、出展者とつながったりすることができました。ミレニアルズのチームでは参加しませんでしたが、バーチャル空間のオースティンの街中を探索できるコンテンツもありました。

こうした点からも、オンライン開催は「あり」だと思います。以前のSXSWではオースティンの街中を駆け回る必要があったのですが、気になるセッションをつまみ食いするようにアーカイブを確認でき、便利でした。

ただし、リアルのほうが盛り上がりを体感できること、日本から視聴できるコンテンツが限られているものもあったこと、時差があったことなどを踏まえると、リアルとオンラインのハイブリッド開催が望ましいのではないかとも思います。

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