難易度の高いベネフィットも、段階を踏めば魅力を理解してもらえます。マーケティングの諸活動をたばねる全体設計図を開発したことが、多様な接点での連続的なブランド体験の、効果的な提供を可能にしました。のちに「戦略PR」と呼ばれることになる広報活動や、いずれアンバサダーやインフルエンサーと呼ばれるコミュニティ活性化の方法など、コミュニケーションを含むさまざまなブランド体験を、効果的に動員できました。テレビ広告や店頭販促などの直接的アプローチに加えて、広報などの間接的アプローチをうまく織り交ぜて、複雑な活動をうまく管理できるようになりました。
パーセプションフロー・モデルの誕生――市場再創造への挑戦3(音部大輔)
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