2022年1月開催のヤングスパイクス、同5〜6月開催のカンヌヤングライオンズの日本代表チームを選出する国内審査会が行われ、それぞれ代表が決定した。いずれも1990年1月31日以降生まれのクリエイターが出場できる、若手向けのコンペとなっている。
B2B部門の新設、eコマース部門の刷新などを11月に発表した2022年のカンヌライオンズは現地開催が予定されているが、若手向けのコンペはいずれもオンライン開催となる。ヤングスパイクスは2チームが出場できる運びとなった。シルバー以上の結果は以下一覧のとおり。
デジタル・PR・メディアの各部門はゴールド受賞の1チームがヤングカンヌ、シルバー受賞の2チームがヤングスパイクスに出場する。フィルム・プリント・デザインの各部門はゴールド受賞の1チームがヤングカンヌに出場する。インテグレーテッド部門は、ゴールド受賞の2チームがヤングスパイクスに出場する。
対象となったのは、1990年1月31日以降生まれのクリエイター。2021年度がイレギュラーの実施だったため、年齢制限がヤングスパイクス開催時点で31歳までに緩和された。2023年度以降は従来どおり、30歳以下のみの出場となるという。国籍は問わず、2人1組で出場する。
応募総数はデジタル部門45作品、フィルム部門29作品、PR部門102作品、メディア部門59作品、プリント部門63作品、デザイン部門36作品、インテグレーテッド部門45作品だった。
ヤングコンペ 国内選考会の主な結果(SILVER以上)
デジタル部門
・GOLD(ヤングカンヌ出場)
中山桃歌(電通デジタル/Dentsu Lab Tokyo)
鎌田明里(電通)
・SILVER(ヤングスパイクス出場)
中村心(FACT)
有田絢音(ADKクリエイティブ・ワン)
・SILVER(ヤングスパイクス出場)
下萩千耀(博報堂)
松木啓(DE)
フィルム部門
・GOLD(ヤングカンヌ出場)
德岡淳司(TBWAHAKUHODO)
萩原志周(電通)
・SILVER
松岡芳佳(博報堂プロダクツ)