サントリービールなど宣伝部廃止 統合へ向けBWSに新部署

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サントリーホールディングスは2月2日、3月1日付でサントリービール、サントリースピリッツの宣伝部を廃止すると発表した。両社を傘下に置くサントリーBWSにコミュニケーション部を新設する。部長はサントリースピリッツの重野謙介・宣伝部長が就く。サントリービール宣伝部長の田中嗣浩・執行役員は、兼任していた同社マーケティング本部長を継続する。

サントリーワールドヘッドクォーターズ

サントリーワールドヘッドクォーターズ(写真:西村尚己/アフロ)

BWSとサントリービール、サントリースピリッツ、サントリーワインインターナショナル、サントリー酒類はことし7月1日付で経営統合し、新会社「サントリー株式会社」となる予定。ビール、スピリッツの宣伝部廃止は統合に向けた準備と見られる。

BWSは17年の設立時からサントリーの国内の酒類事業全体の戦略立案などを担っている企業。創業者の曾孫である鳥井信宏氏が社長を務める。

サントリービールの2021年は前年比94%の6102万ケースを販売。国内ビール類総市場の前年比約96%を下回る結果となった。健康志向のブランドは好調で、「金麦〈糖質75%オフ〉」は同比103%、機能性表示食品「からだを想うオールフリー」が同比135%とけん引して、「オールフリー」ブランド全体は同111%。昨年4月発売の「パーフェクトサントリービール」は、販売数量198万ケースと好発進を切った。

一方、「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドの販売数量は、1101万ケースで前年比87%。「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」が同比101%で伸びを見せたものの、全体としては下げた。

2021年はキリンビールは同比95.9%の1億2410万ケース。アサヒビールは主要ブランドのスーパードライ、スタイルフリー、クリアアサヒの合計で8875万ケース。ビール類計の販売金額は同比96.0%の5387億円だった。

サントリーホールディングスは2022年、「ザ・プレミアム・モルツ」で21年比113%の1242万ケースを目指す。「パーフェクトサントリービール」は100万ケース増の300万ケースと重点ブランドのひとつとし、全体で21年比103%の6300万ケースが目標。ノンアルを除くビール類は同比103%を掲げる。

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