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ハナマルキが「ずっと真夜中でいいのに。」とニラの味噌汁開発、ライブで配布

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ハナマルキは3月1日、音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」と共同開発したニラ入り味噌汁を発表した。4月16日・17日にさいたまスーパーアリーナで開催されるライブのチケットを購入した来場者約3万5000人に配布する。

 
8ビットゲーム風の特別映像「すぐ旨カップみそ汁~THE NIRA ROAD~」も公開した。「ずっと真夜中でいいのに。」のMVを手がけているZUMI氏が演出と編集を、企画全体のクリエイティブディレクターを塩内浩二氏が務めている。パッケージのイラストもこれまでMVを制作してきた「はなぶし」氏が手がけるなど、アーティストの世界観をそのまま活かしたコラボレーションとなった。

 
映像には過去の「ずっと真夜中でいいのに。」の楽曲のMVに出てきたキャラクターを盛り込むなど、ファンが何度も見返したくなるようなギミックも施している。公開後、YouTubeのコメント欄には国内外から700件を超えるコメントが寄せられている。再生回数は公開から6日間で20万回超。

「ずっと真夜中でいいのに。」は、ACAね(あかね)が作詞・作曲・ボーカルを務め、特定の形を持たない音楽ユニット。『秒針を噛む』などのヒットで知られており、通称は「ずとまよ」。メンバーの顔を出さないスタイルで活動しており、ライブなどでもメンバーの顔は映していない。

今回共同開発したのは、ハナマルキのカップ味噌汁シリーズ「すぐ旨カップみそ汁」の「揚げナス生姜風味 限定ニラ入り」。「ずっと真夜中でいいのに。」のミュージックビデオに登場するキャラクターが「にらちゃん」、ACAねさんが飼っている猫が「ショウガ」であることから決定した。


共同開発した商品は現状、2日間のライブでの配布のみ。店頭やECでの一般流通は予定しておらず、大々的な販促を展開するわけではない。

ハナマルキ 取締役マーケティング部長兼広報宣伝室長の平田伸行氏によると、「ずっと真夜中でいいのに。」はZ世代のファンが多く、ブランドとして訴求したい層と重なることから今回の企画に至った。「独創的なプロモーションを展開するブランド」という立ち位置を明確にしたいといった狙いもあるという。

特別映像は「にらちゃん」がレトロゲーム風の世界を駆け巡り、「メカマルキ1号」というボスを倒すと実写の世界に切り替わる、という内容。BGMも昔懐かしいゲーム音楽を思わせる。

冒頭には「ハナマルキ」と「ずとまよ」のコラボレーションを表す「ズトマルキ」のロゴが登場し、終盤には顔の見えない状態でACAねさんが味噌汁を食べるシルエットが映し出される。映像を締めくくる「♪おみそな~らハナマルキ」のサウンドロゴも、ACAねさんの声で新たに収録した。

特別映像を締めくくるサウンドロゴも新たに収録。

「ズトマルキ」のロゴもクリエイティブディレクターの塩内氏が手がけているが、発案はACAねさんによるものだ。

「試食会の場でACAねさんがつぶやいた“ズトマルキ”というフレーズが、そのまま今回のプロジェクトのロゴになりました。おなじみのサウンドロゴも、親世代には知られていても若年層には認知されていない。ACAねさんが歌うことで、二世代に改めて認知してもらえたら」(平田氏)。

スタッフリスト

企画制作
CATTLEYA TOKYO
CD+AD
塩内浩二
演出+編集
ZUMI
I(パッケージ)
はなぶし
モーションエディター
Taisuke Nonomura
D+Dotter
志賀祐香
D(アシスタント)
Takumi Kasaki、Seiya Miyazaki
撮影+照明
Koichiro Kitashita
ST(フード+プロップ)
Momoko Miyata
音楽
ずっと真夜中でいいのに。
出演
ACAね(ずっと真夜中でいいのに。)

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター