FCC賞2021が発表、最高賞は「いのち、むきだし。奄美大島」シリーズ

福岡コピーライターズクラブ(FCC)は4月9日、優れた広告作品を称える「FCC賞2021」の受賞作発表会を開催した。今年も昨年に続き、YouTubeでライブ配信を実施した。

今年の審査方針は昨年と同じく、FCC代表 北川譲氏の打ち出した「一撃。」。対象は2021年2月1日から2022年1月31日までに掲載ならびに放送された広告作品で、ムービー152点、グラフィック109点、ラジオCM52点、デジタル20点、混合部門26点の計359点が集まった。

【参考】

FCC賞2021が作品募集中、応募は2月6日まで

その中から選ばれた最高賞は、奄美大島自然保護協議会「いのち、むきだし。奄美大島」。奄美大島の世界自然遺産の魅力を伝えるために実施されたプロモーション施策名でもあり、九州博報堂 久冨和寿氏がコピーを手がけた。

 

北川氏は本作について「10年先にも耐えることができ、なんでも背負うことができそうな太い言葉。僕もこのコピーを最高賞候補に入れていたので納得です」とコメントしている。

【関連記事(月刊『ブレーン』2022年2月号掲載)】

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また、受賞作発表会の視聴者の投票により選出される「視聴者賞」は、グラフィック部門のワイドレジャー「ラクイチ遊び大学シリーズ広告」、ムービー部門の生活協同組合連合会グリーンコープ連合「グリーンコープおねがい」シリーズの2作品が受賞した。

最高賞、視聴者賞、ゲスト審査員の電通 zero 栗田雅俊氏含む審査員特別賞は以下の通り。このほか、FCC賞29作品が選出されている。

 

FCC最高賞

奄美大島自然保護協議会「いのち、むきだし。奄美大島」(混合部門)

九州博報堂/久冨和寿、岡本和久

 

視聴者賞

ワイドレジャー「ラクイチ遊び大学シリーズ広告」(グラフィック部門)

九州博報堂/松嶋崇和、久冨和寿、郡洋一

 

生活協同組合連合会グリーンコープ連合「グリーンコープおねがい」シリーズ(ムービー部門)

BBDO J WEST/森下浩子

 

栗⽥雅俊賞

マツシマメジャテック「流されない電波式水位計『覚悟』」篇(ムービー部門)

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