「失恋すると人は何も手につかない」動画コンテストBOVAグランプリ決定

今回で9回目を迎える、月刊『ブレーン』(宣伝会議刊)主催のオンライン動画コンテスト「BOVA(Brain online video award)」の受賞作品が4月26日に発表された。

一般公募部門のグランプリは、みんなのマーケットの課題「くらしのマーケットを使ってみたくなる動画」への応募作品「落ち込みすぎな失恋ソング 『失恋すると人は何も手につかない』」に決定した。制作者は中原小百合さん(電通)、 細谷映麻理さん(OND°)、 小林崇士さん(東北新社)ら。

 

(左から)小林崇士さん(東北新社)、細谷映麻理さん(OND°)、中原小百合さん(電通)

人が「くらしのマーケット」のサービスを最も必要とする状況、つまり日常生活のあらゆることが全く手につかなくなってしまうような状況とは「失恋」ではないか――この発見が企画の出発点となった。

「失恋」というシチュエーションと「くらしのマーケット」が提供する多様なサービス(電球交換、出張シェフ、水漏れ修理、出張マジシャン、浴室クリーニングなど)を結び付け、悲しみのあまり日常生活もままならない主人公にやさしく寄り添う「くらしのマーケット」の存在を擬人化。オリジナルの楽曲とともに、サービスの価値を伝えている。

また、広告主部門のグランプリは「韓国ドラマあるある」を詰め込んだ、眞露「恋スル!チャミスル」に決定した。

 

協賛企業からの課題に対して作品を募る「一般公募部門」と、2021年1月1日から同12月31日の期間に公開されたオンライン動画を対象とする「広告主部門」を合わせ、410点の応募があった。一次審査、二次審査を経て計63点を選出したのち、最終審査会にてグランプリほか各賞を決定した。

各部門のグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞は、下記の通り。受賞者コメント、各賞のスタッフリスト、ファイナリスト、最終審査員講評は、5月1日発売の月刊『ブレーン』6月号に掲載している。また、BOVA公式サイトでも公開中。次回のBOVA(第10回)は、2022年10月1日に開始予定。

次のページ
1 2
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ