岩手県雫石町のブランドメッセージ「虹の似合うまち」はなぜ生まれたのか

櫻田七海氏(特定非営利活動法人まちサポ雫石 理事長) 

宮城県仙台市出身。進学を期に岩手に訪れ、雫石町には14年前に移住。町内で親子カフェを経営し、その後まちづくりに関する中間支援NPO法人まちサポ雫石の理事長に就任。岩手県内を中心に人口減少、少子高齢化でも暮らし続けていけるまちづくりを住民や行政と共に行うことで、持続可能なまちづくりを行っている。

「虹の似合うまち」を生んだ町民の声

中村

:「虹の似合うまち」というブランドメッセージが生まれたきっかけは、中高生のワークショップで学生から出た「虹が出るよね」という何気ない一言でした。雫石町の「雫(しずく)」は「雨の下」と書くぐらいなので、雨がちな土地です。しかし、雨上がりの虹がよく出ることを誰も意識していませんでした。

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